日大通信2023-2024_漢文学Ⅰ(課題2)合格レポート

閲覧数51
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2023年度、2024年度の日本大学通信教育部における漢文学Ⅰ(課題2)の合格レポートです。『趣旨の一貫性』のみB+で、残りの項目はオールA評価です。
    丸写しは控えて、参考にお使いください。

    漢文学Ⅰ(M31500)
    老子の思想について論述しなさい。

    〈ポイント〉
    教材の該当箇所をよく読んでまとめること。

    〈キーワード〉
    道・修行・市中の隠者・無為

    〈参考文献〉
    テキストに掲載されている参考文献を参照すること。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日大通信2023-2024 漢文学Ⅰ(課題2)合格リポート
    漢文学(M31500)
    解答
    老子の思想について論述しなさい。

    1.はじめに
    老子は中国古代の思想家であり、道家思想の創始者とされる。その実在性については議論があるものの、彼の思想が中国哲学に与えた影響は非常に大きい。老子の思想は極めて明確であり、自然との調和を重んじ、「無為自然」の生き方を提唱した。本レポートでは、老子の思想について論じる。

    2.老子が唱えた「道」という概念について
     老子は、「道(タオ)」という概念を唱えた。道は、老子の思想の核心を成すものであり、宇宙自然における唯一絶対の根源であると捉えられている。しかしながら、道は、きわめて抽象的な概念であり、言葉で完全に説明できるものではない。老子は、「道可道、非常道。名可名、非常名」(道と語りうる道は常の道にあらず。名と名づけうる名は常の名にあらず)と説いており、道は、名前や言葉で表現できるものではないと示している。
     老子は、「善」があるから「不善」がある、「美」があるから「悪」があるというように、私たち人間が日常生活で認識する価値概念は全て相対的なものである...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。