評価S 感情人格心理学Ⅰ 第2課題 第1設題

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    資料紹介

    ①感情の理論にはどのようなものがあるのか日常的な具体例を使ってまとめよ。
    ②感情の機能を説明したうえで、感情が有害か無害かについて日常的な具体例を使ってまとめよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ① 本稿では、感情の理論にはどのようなものがあるのか
    を代表的な4つの理論について日常的な具体例を使って述べていく。
     1つ目は、アメリカのジェームズが提唱した情動の抹消起源説である。この理論は、ある刺激が大脳皮質において知覚されると、ただちに身体、特に内容と骨格筋に変化が生じて、そうした身体の変化が脳に伝えられ、それが知覚されたものが主観的な情動経験であるといった考え方である。「悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ」と文学的に表現した有名な言葉があり、ある対象を知覚し、泣いている時に感じる身体変化の体験そのものが悲しい情動だということを意味している。また、同時期にデンマークの生理学者ランゲも、似た説を主張している。ジェームズが内蔵と骨格筋の反応に注目したのに対して、ランゲは血管の反応と、それによる血液循環の変化を重視した。後に、この2人の説をまとめて、ジェームズ=ランゲ説と呼ばれるようになった。
    2つ目に、アメリカの生理学者であるキャノンは独自の情動理論である情動の中枢起源説を提唱した。この理論は、情動が生理的な反応と密接に関連しており、感情が生じる際に身体的な変化が同時に起...

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