博物館展示論_第1分冊

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    資料紹介

    玉川大学通信教育課程学芸員コースの「博物館展示論」の課題(第1分冊)です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    東京都庭園美術館(見学日:7月20日)
    蜷川美花 瞬く光の庭

    本展示は、2021年から2022年にかけて蜷川によって撮影された写真及び映像作品で構成されている。その展示方法は、展示会場である東京都庭園美術館(以下、庭園美術館)の本館のアール・デコ様式の建築との競演が意識されており、作品と建築とが一体となったものである。そのため、本稿では建築を含む展示作品を展示物として扱い、配慮・工夫に関して評価を行う。
    評価については、「展示への配慮」「来館者への配慮」の主に2面から評価を行い、最後に展示において重要な点について考察を行いまとめとする。

    【展示への配慮】
    <写真作品について>
    写真作品は剥き出しの状態ではなく、アクリルに覆われた状態で展示されており、誤って触れてしまっても写真自体には傷がつかないようになっていた。アクリルに覆われていることで、窓際に置かれている作品であっても日光による劣化の心配がない。また、アクリルは単なる保護ではなく、写真をより立体的に見せたり、庭からの光を通すことでより美しく魅了を引き立たせているように思えた。作品への配慮と作品の魅せ方とが上手くマッチしており非...

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