【日大通信】金融論②

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    資料紹介

    日本大学通信教育学部、2023~2024年度の金融論リポート課題②の合格リポート原稿です。手書きの際に若干修正を加えております。補助教材などを参考にご自身で作成してください。
    丸写しでの提出はおやめください。誤字脱字など修正しておりません。あくまで、ご自身のリポートの参考としてお使いください

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     銀行とは、金融仲介機関の代表的組織である。日本では銀行法で「預金又は定期積金の受入れと資金の貸付け又は手形の割引とを併せて行うこと(銀行法二条2項一号)、為替取引を行うこと(同二条2項一号)」と、その定義が定められている。この「預金」「融資」「為替」の3業務は銀行が行う固有業務とされており、3大業務とも言う。
     銀行の預金業務は、顧客から資金を預かり管理する業務である。これは単なる預り金ではなく、融資業務において資金を必要とする者への貸付資金とする。預り金を運用することで収益をあげ、その一部から預金者に利息を支払う。この際、貸付け者から得る金利と預金者に支払う金利に差額を付け、利鞘(差引利益)を生み出すことが、銀行の主な収入源である。また、為替業務においては、銀行が顧客に代わって振込や送金といった行為を代行する業務で、この際の手数料によっても収入を得ている。
     3大業務のうち、預金業務によっては出資法で規制されており、銀行が唯一この業務を行うことができる組織となっている。銀行が利益をあげる構造は、預金金利と貸出金利の差額であることは前述したが、つまりは運用しなければ赤字になってしまう...

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