資料紹介
明星大学 合格レポート「2019年度～」 教育方法学(PA2240) １単位目
（講評）１．系統学習および問題解決学習自体について、一定の認識が得られている様子です。
それぞれの長所と短所も把握しており、実践場面でも活用できる能力も育成されていると思われます。
両者自体の分析に比べて、比較検討が少し弱くなってしまった気もしますが、要点は把握しています。
２．示されている三つの事項について、調べた上で記述を展開しています。
要約の内容もほぼ充実しており、理解が感じられると言えるでしょう。
なぜこれらの事項が教育方法学を学ぶ上で大切なのかなども意識しておくと、教育方法学自体の認識が深まるはずです。
All rights reserved.
資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )
明星大学 合格レポート
教育方法学(PA2240) １単位目
（問題）2019年度～
１．系統学習と問題解決学習の長所・短所を整理し、比較検討しなさい。
２．次の事項について、それぞれ調べなさい。
(1)情報活用能力 (2)絶対評価 (3)教材研究
＊＊＊
１．系統学習と問題解決学習の長所・短所を整理し、比較検討しなさい。
系統学習の長所としては、短時間に多人数の学習者に共通の学力や知識を育成することができるため、同学齢の学習者を集めた学校などの一斉学習に適している点である。また、教材の配列が系統的に示されており、教師側が題材を選択する必要もなく、教師の負担も軽減できる。その上、定期的な筆記試験や口頭試問などによる理解度評価が比較的容易である。しかし、系統学習は単なる詰込みの注入主義に陥りやすく、学習者の思考や個性を育てないという短所が存在する。
人類が築き上げた文化遺産や科学的な成果などを次の世代に伝達し、「知識」を継承していくという考えの「系統学習」に対して、学習者の「興味・関心」を重視し学習上の課題を問題として設定し、その問題を学習者の主体的な活動によって解決に導く「...
