八洲学園大学 2024年 情報資源組織論【評価B】第1回課題

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    第1回課題

    情報資源組織における分類の意義について論じなさい。論述においては、以下の各語を使用するものとする。
    書架分類、書誌分類、日本十進分類法(NDC)
    (字数:本文1,500字~2,000字)
    ※本文の字数に、タイトルや注、文献一覧の字数は含まれません。


    1.はじめに
     図書館システムにおける「情報資源」とは、図書館が収集・提供の対象とする資料や情報の総称であり、印刷資料、非印刷資料、電子資料、ネットワーク情報資源などから構成されている。これらの「情報資源」に秩序や構造を与え、検索可能な状態にするために構築された仕組みが「情報資源組織」である。この「情報資源組織」における分類の意義について考察する。

    2.情報資源組織の分類とは
     「分類」とは、「分(わける)類(同じもの)」を意味し、事物を一定の基準に従って種類別に分けることである。「情報資源組織」を「機能」という視点から分類すると、「書架分類法」と「書誌分類法」の2種類に分けられる。

    (1)書架分類法:図書を書架に排架する際の位置を指定するための、「主題(テーマ)から検索する」ための分類法である。書架上に排列することか...

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