京都芸術大学通信教育部 2022年・芸術史講義(日本)4【評価A】レポート試験

閲覧数606
ダウンロード数1
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    ※このまま提出せず、参考資料としてお使いください。

    課題
    次の問題①~④の中から一つを選び、1200字程度でまとめてレポートを作成してください。
    ①テキストで取り上げられている作品の中から一つを選び、その作品の様式や技法の特質について、同時代の他の作品と比較しつつ、説明してください。
    ②テキストで取り上げられている作品の中から一つを選び、その作品が当該分野においてどのような意義を持つのかを、文学史・芸能史の流れの中に位置づけてください。
    ③テキストで取り上げられている各芸術の中から一つを選び、その芸術の発生・展開と社会的・時代的背景との関係について、テキストの記述をふまえて、説明してください。
    ④近世期と明治期との連続性あるいは異質性について、テキストの各章の記述をふまえて、説明してください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ●解答●

    ①2 章 長編読本の隆盛-『南総里見八犬伝』と曲亭馬琴

    『南総里見八犬伝』は、江戸時代の小説家・曲亭馬琴(滝沢馬琴)が、実に28 年もの年月をかけて全 106 冊を著した、「江戸時代の戯作文芸の代表作」とも言われる長編伝奇小説である。戯作とは、「戯れに書かれたもの」を意味し、滑稽本に包括される談義本や洒落本・読本・噺本などの通俗小説(大衆小説)を総称したものである。

    物語は、嘉吉元年(1441 年)に結城合戦に敗れた里見義実が、安房に落ち延びて里見家を再興したことから始まる。義実は、隣国の館山城主・安西景連による攻撃で窮地に陥り難儀していたところ、飼い犬の八房が景連の首を獲って...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。