社会集団の類型について

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    資料紹介

    「社会集団の類型について、対概念を意識して説明しなさい」という課題でレポートを書きました。評価A

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     「コミュニティ」と「アソシエーション」とは、社会学者マッキーヴァーが提示した概念である。彼は、「コミュニティ」を「一定の地域の上に展開される共同生活」と定めており、その例として、村落(ムラ)・都市(マチ)・国(クニ)などを挙げている。これに対して、特定の利害関心・目的を達成するために意図的・計画的につくられた集団・組織を「アソシエーション」と命名した。アソシエーションは、コミュニティを基盤として、その上に成り立つものである。アソシエーションの例として、教会、労働組合、国家などがある。
     第一次集団は、社会学者クーリーによって提唱された集団の概念である。第一次集団は、日常的に直接顔を合わせ、お互いに一体感や連帯感のある集団のことである。その例として、家族や遊び仲間、近所の人たちなどが挙げられる。これに対して、第二次集団は、集団のメンバーが間接的なつながりしかもたない集団のことであり、特定の利害や目的のため、人為的・意図的に組織される。第二次集団の例としては、学校、組合、政党、国家などが挙げられる。
     「内集団/外集団」とは、社会学者サムナーが提唱した対概念である。「内集団」は「われわれ...

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