発達心理学

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    資料紹介

    設題「乳幼児期から老年期に至るまでのライフステージのどれかを選んで発達的な特徴をまとめ、その段階に起こりがちな危機を1つ挙げて、対応について考察せよ。」

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     乳幼児期から老年期に至るまでのライフステージのどれかを選んで発達的な特徴をまとめ、その段階に起こりがちな危機を1つ挙げて、対応について考察せよ。

     エリクソンの発達段階説のうち青年期の特徴について概観し、この時期に起こりがちな心理社会的危機とその対応について以下に述べる。
    1.青年期の特徴
     発達段階説は心理社会的発達理論(psychosocialdevelopment)とも呼ばれ、人間の一生を8つの段階にわけ、その段階ごとに心理的課題と危機、課題達成により獲得する要素などを分類したものである。このうち、青年期とは13歳から20歳までを指し、忠誠心を得ることが課題とされている。青年期は思春期とも言われ、身体的にも精神的にも非常に多感な時期である。したがって、エリクソンは、学生から社会人へと移り変わる時期として青年期を最も重視した。なぜなら、自分の存在意義に関わる問いに対し、自分自身を形成するにあたって獲得されるべき心理社会的課題があるためである。
     青年期は自我同一性を確立する時期に当たり、「自分がどんな人間で、何者であるのか」と思い悩む。いわゆる、自分のアイデンティティを探し始め...

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