S5101 教育原論 第1設題 佛教大学通信レポート A評価

閲覧数706
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信教育課程S5101教育原論第1設題のレポートです。担当教員からのフィードバックではマイナスな要素は見受けられませんでした。また、科目コードが違う場合でも、設題が同じであれば、参考にしていただけると思います。丸写しは処罰の対象となりますので、あくまで参考として用いて頂き、皆様のレポートのお役に立てていただきたいと思っています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    西洋と日本の近代以降の学校の歴史を概観したうえで、今日における学校を取り巻く課題について論じてください。

    まず始めに、学校の歴史について述べていく。学校の歴史は、最古の都市文明にまでさかのぼられるが、教育機会が一部の階層の子弟に限られた時代が長く続いた。このような時代の中、世界で教育が考えられるようになった背景として、ルネサンス期に、様々な著者が子供への教育機会の保障を論じたことによって、学校の設立や教育内容等の仕組みが取り入れられ、またコメニウスは「あらゆる者に、あらゆることを、あらゆる側面から教授する」ことの必要性を論じた為である。そしてドイツのゴータ公国では、教育令も公布されることとなった。
    この学校教育の普及は、18世紀を通じた国民国家の成立にともなって意識され始めることとなった。自然主義的な教育を論じたルソーは、科学の発展により家庭のみでは社会的自立に必要な教育ができなくなり、親は教育を国家に委ね、国家は親の代わりに教育を担うという考えを示したことにより、国民の形成が図れるようになったのである。このようなフランス革命の中、ニコラ・ド・コンドルセは、公教育は国民に対する社会の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。