資料紹介

佛教大学通信教育課程Ａ6108心理学入門第2設題のレポートです。担当教員からのフィードバックではマイナスな要素は見受けられませんでした。また、科目コードが違う場合でも、設題が同じであれば、参考にしていただけると思います。丸写しは処罰の対象となりますので、あくまで参考として用いて頂き、皆様のレポートのお役に立てていただきたいと思っています。
【設題】多数者への同調や権威者への服従はどのようになされるか解説しなさい。

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多数者への同調や権威者への服従はどのようになされるか解説しなさい。

私たちが日々生活するにあたって、誰もが必ずと言って良いほど集団というグループに所属している。集団とは、クラス、サークル、職場、友人仲間など物理的にメンバーが対面するような小さなグループもあれば、国家、民族、性などのカテゴリーで括られるようなより大きなグループをも含めた概念として捉えたものもある。設題にある多数者への同調や権威者への服従がどのようになされるのか、集団とどう関係しているのかを順に述べていく。また学校やクラスという集団において、中高生の間で特に問題となっているいじめ問題についても触れていく。
　まず多数者への同調について、私たちの身の回りにはサークルやクラス、遊び仲間、会社の部署などの集団があり、これらは異なる目的や機能を持つ集団だが、それぞれの集団には特有のルールや行動様式、価値観がある。集団の多数が実際にあるいは表面上承認しているルールや価値観を集団規範と呼ぶ。成文化されていようが、暗黙のものであろうが、集団規範はメンバーにとっての枠組であり、メンバーは自分の意見や行動を規範に一致させることが期待されて...

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