【聖徳大学 2023年】心理学研究法 第2課題 評価A

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    資料紹介

    「概念的独立変数」「純化」「多重操作」「概念的従属変数」の語句を用いて、独立変数の手続き化の方法について述べる。
    【参考文献】
    『心理学研究法』高野 陽太郎、岡 隆、有斐閣、2017年3月1日

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    実験心理物理概念独立記憶研究測定行動自己

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    聖徳大学心理実験

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    本稿では、「概念的独立変数」「純化」「多重操作」「概念的従属変数」の語句を用いて、独立変数の手続き化の方法について述べる。
     実験的研究では、研究者が原因を作り出し、それが生み出す結果を測定する。研究者が作り出す原因は独立変数と呼ばれ、研究者が測定する結果は従属変数と呼ばれる。また、このように独立変数を作り出すことを、手続き化と呼ぶ。まず、独立変数には、直接的独立変数と、諸変数の代表としての概念的独立変数、心理変数としての概念的独立変数の3種類が存在する。直接的独立変数には、明るさや重さなど、特定の物理的刺激そのものがある。諸変数の代表としての概念的独立変数には、集団圧力や身なりなどあるカテゴリーに属する物理的刺激がある。心理変数としての概念的独立変数には、自尊心や不安などの物理的刺激によって引き起こされた心理状態がある。それらの独立変数を具体的に手続きに翻訳する際の最も大きな問題は、その翻訳の忠実さである。1つの独立変数は、いくつもの手続きに翻訳されうるのだ。そこで、1つの手続きを、1つの独立変数のできるだけ忠実な翻訳にしていくことを純化と呼ぶ。純化がより重要な役割を果たすのは、具体...

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