【聖徳大学 2023年】神経・生理心理学 第5設題 評価S

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    資料紹介

    5つの設題の中から1設題ずつ選択し論述せよ。
    ⑤睡眠と覚醒について論述せよ。

    【参考文献】
    1.「脳のはたらきと行動のしくみ」八田 武志、医歯薬出版株式会社、2023年10月3日
    2.「高次脳機能障害学」石合 純夫、医歯薬出版株式会社、2022年2月2日

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2課題 第5設題
    本稿で私は、睡眠と覚醒について述べる。

    まず、覚醒と睡眠の定義について述べる。私たちは自分を取り巻く環境からいろいろな刺激を受け、それにより神経系や脳に意識が生じる。この意識の水準のうち、大脳皮質や脳幹が広く興奮によって占められている状態を覚醒という。また、覚醒が一時的に下降し、抑制が大脳皮質や脳幹に及んでいる状態が睡眠という。

     次に、覚醒のメカニズムについて述べる。脳の覚醒状態のコントロールに一番関係が深いのは、脳幹の部分にある網様体である。この、末梢から中枢に向かう、上行性の網様体賦活系は、外部からの刺激を検知し、脳全体をすぐに広範囲で活性化させる。これは、生物が...

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