八洲学園大学 図書・図書館史 第1回【2021年秋期 A評価】

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    八洲学園大学 図書・図書館史 第1回課題 2021年秋期
    レポート評価:A

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    図書・図書館史第1回課題レポート【2021年秋期A評価】
     
    【課題】
    次の2つのテーマについてそれぞれ説明しなさい。
    ①記録メディアとしての「紙」の誕生・特性と図書の形態について説明しなさい。
    (600字程度)。
    ②『中小都市における公共図書館の運営』(中小レポート)(1963年刊行)の意義と
    その影響について論じなさい。(1200字程度)
    ・「中小レポート」の内容、意義と受け止められ方,その後の図書館に対する影響もふれ
    ること。*多少の文字数(200字程度)の超過は認める。字数よりも内容を重視してほしい。
     
     
     
     
    『「紙」の誕生・特性と図書の形態変化について』
     
    現存する最古の紙は、中国甘粛省で発見された放馬灘紙で、紀元前150年頃に製造されたと推定されている。この時代の紙は、まだ発展途上の品質であり、主に包装材として使われていた。「後漢書」によると、紙は105年に蔡倫が発明したとされている。麻のぼろきれ、樹皮などを原料とし、灰汁で煮て繊維を取り出し、叩いて漉きあげてから乾燥させるもので、これは現代の製法とおおよそ一致するほど優れた技術だった。紙は、火や水に弱いことや、耐...

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