ナラティブアプローチの概要とその特徴について述べなさい。

閲覧数539
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    参考・引用文献
    1.社会福祉士養成講座編集委員会 「新・社会福祉士養成講座 相談援助の基盤と専門職」中央法規出版
    2.社会福祉士養成講座編集委員会 「新・社会福祉士養成講座 相談援助の理論と方法Ⅰ」中央法規出版
    3.社会福祉士養成講座編集委員会 「新・社会福祉士養成講座 相談援助の理論と方法Ⅱ」中央法規出版

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ナラティブアプローチの概要とその特徴について述べなさい。

    ナラティブアプローチは、エンパワメントアプローチやフェミニストアプローチなどと同様にポストモダニズムを背景にした新しいアプローチである。理論基盤としては社会構成主義の考え方があり、このアプローチでは人は「現実」を常に「意味づけ」しながら生きており、それは過去からの流れの中で経験に対する解釈であり、自分自身の意味世界を物語として編み出していることを基礎としている。
    具体的には家族療法におけるホワイトやエプストンらの理論と実践を基盤にし、心理臨床や臨床社会学の領域に導入されている。ソーシャルワークでは個別支援や家族支援に援用されてきた。
    ナラティブアプローチにはドミナント・ストーリーとオルタナティブ・ストーリーという重要な用語がある。ドミナント・ストーリーはクライエントがソーシャルワーカーに語る、過去からの一定の流れ中で捉えてきた問題が染み込んだストーリーのことであり、それをアプローチ展開の中で物語を拡張し、変容させていくことが焦点となる。その時新たに書き出された物語がオルタナティブ・ストーリーという。
     ナラティブアプローチは、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。