成人期の精神保健について社会的役割行動の側面から記述しなさい

閲覧数847
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    精神保健学です。
    そのまま転載するのはおやめください。
    評価Sでした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    成人期の精神保健について
    社会的役割行動の側面から記述しなさい

    成人期初期は、多感な時期である思春期・青年期を乗り越えて、社会に出ていく時期であり、親密性が課題となる。しかし、思春期・青年期にアイデンティティの確立を先延ばしにしていた場合、自分自身の価値観が確立されていないため、違った価値観を持つ他社と語り合うことが難しく、親密性の課題に対処するのが困難になり、アイデンティティの確立も困難となる場合もある。
    現代は、学童期や思春期における様々な対人交流が複雑になっており、若者がアイデンティティを確立しにくい時代といわれ、仮に成功しても、モラトリアムを脱する姿勢が育ちにくいという問題もある。
    これらの問題を乗り越えられないと、統合失調症や社会的引きこもりの原因になる可能性もあり、成人期中期へつながる社会人としての責任を果たすという課題もクリアできない状況になる。
    つまり、この時期は、最終的に自分の職業や結婚相手を選択することで、責任を猶予されている状態から、その選択に責任をもつことを社会から求められる時期なのである。
    成人期中期は人生の中で最も充実した時期である。
    情緒的に安定した人間...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。