聖徳大学 精神保健学 第1課題 評価A

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    資料紹介

    聖徳大学通信教育部社会福祉学科社会福祉コース
    精神保健学 第1課題
    評価「A」

    課題内容:
    発育期(乳児期・幼児期・学童期・青年期)の精神保健について発達課題の視点から記述しなさい。

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    発育期(乳児期・幼児期・学童期・青年期)の精神保健について発達課題の視点から記述しなさい。

     本稿では、発育期をエリクソンが提唱したライフサイクルをもとに発達段階ごとに分け、それぞれの段階ごとの精神保健について発達課題の視点から記述する。
     ハヴィガーストは発達課題について、「人間が健全で幸福な発達をとげるために各発達段階で達成しておかねばならない課題」としており、それぞれの発達段階における課題は、次の段階にスムーズに移行するために必要とされている。
     まず始めに、乳児期の発達課題についてエリクソンは「人を信じることと自分を信じること」としている。彼はこの課題を「基本的信頼」としている。この時期において、乳児は無条件にリビドーの充足を与えてくれる養育者に対する信頼関係を形成する。もしこの時期に養育者のマタニティブルーや産後うつ病などにより課題が達成されないと、乳児の母親に対する「不信」が形成され、情緒が不安定な状態に陥るだけでなく、乳児の心理的な発達が大きく阻害される可能性があるといわれている。
     次に、幼児期における発達課題は「自立性」対「恥、疑惑」である。幼児期前期に入ると、幼児...

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