PB1030 生活科 2単位目

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    資料紹介

    明星大学通信教育部のレポート課題、生活科(PB1030)2単位目の合格レポートです。
    ご参考までにご活用ください。
    【課題】
    1.生活科の学習指導について工夫したい方法、留意すべき事項を自分の視点でまとめよ。
    2.生活科と他教科・他領域との関連について述べよ。
    【解説】
    課題1について、生活科は学習者の「体験」「経験」「問題解決」などの主体的な動きを大切にする。そのため、生活科の学習指導に際して、一斉学習や
    系統的な学習指導は馴染まない。生活科を実践する教師には、幅広く確かな学習指導上の技術が求められることになる。そこで課題となるのは、生活科の
    学習指導をする際に、どのような工夫や配慮をする必要があるのか、留意すべき事項は何なのかなどである。自身の経験や文献などを踏まえて独自の視点
    からまとめてほしい。なお、テキスト第2章には各内容に応じた学習指導のあり方が解説されており、第4章には「2 内容の取扱いについての配慮事項」が、
    第5章の第4節には「学習指導の進め方」がそれぞれ示されているため、手がかりとすることができるであろう。
    課題2について、平成29年の学習指導要領改訂において、過去の学習指導要領で示されていた教科・領域に加えて、理科、社会科、総合的な学習の時間との
    関連も明示されることとなった。第4章に示されている内容を把握するだけでなく、複数の文献に目を通した上で、生活科との関連について考察することで、
    生活科が低学年に設置されている理由にも迫ることができるであろう。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ①生活科の学習指導について工夫したい方法、留意すべき事項についてまとめていく。児童の「体験」「経験」「問題解決」などの主体的活動を大切にする生活科の、指導する際の工夫を教科の特質を踏まえつつ述べていく。
    まず一つに、児童自身が自らの気付きによって自己肯定感を高めることができる授業を展開することが重要であると言える。生活科の授業の核とも言える体験授業の中で、児童は生き物を育ててみたり、自らの住む町を探検してみたりと様々な体験をしていく。そして、児童は人間を含めた生き物の命の尊さや、町探検をする中で適切な人間関係の築き方について学んでいくのだ。こうして、体験授業で経験を積み重ねることによって気付きの質が高まり、更には児童自身が気付きやひらめきの内容が確実に変化しているといった自身の成長に気付けたとき自己肯定感に結び付くのだと私は考える。児童の気付きを増やすためにも、児童が興味を示すような体験活動の内容の工夫や、ICT教材を活用する工夫が必要であると言える。
    上で述べた気付きの質を向上させるために、振り返りの機会を大切にすることが言える。振り返りの時間を設けることで、自らの気付きから自身や手...

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