【聖徳大学通信心理】神経・生理心理学Ⅰ 記憶について 評価S

閲覧数1,061
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    記憶について論述せよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    記憶は経験や情報を取り込む過程(記銘)、取り込んだ情報を保存する過程(保持)、保存されている情報を利用する過程(想起)の3段階で捉えられる。これらの段階はそれぞれ符号化、貯蔵、検索と呼ばれる。
    記憶は保持時間の違いから、感覚記憶、短期記憶、長期記憶に分けられる。感覚記憶は、視覚、聴覚、触覚などの個々の感覚情報を1秒から数秒間保持する記憶である。例えば、人混みの中で知り合いを見つけた時には、感覚記憶が使われている。目に入ってくる道行く人の顔を感覚記憶で数秒間記憶し、その中で自分が見たことのある顔との記憶が照合されることで、知り合いであることに気付くことができるのである。
    短期記憶は、数秒から数十秒程度の保持時間をもつ一時的な記憶であり、容量は7±2チャンクと言われている。例えば、耳で聞いた電話番号を入力するときに「090」「1111」「2222」など、ハイフンで分けられたかたまりで記憶することが多いだろう。この「090」のような1かたまりの単位が1チャンクである。また、リハーサルと呼ばれる短期記憶に保持されている間に、頭の中でその記憶を何度も繰り返す行為が行われた情報は長期記憶に送られ、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。