【佛教大学】社会学概論 説題(1)

閲覧数909
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    佛教大学通信教育課程《社会学概論》の課題合格リポートです。

    リポート作成の参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    社会学概論

    第一説題(3200字)
    タルコット・パーソンズの社会学の性格について述べよ。 

     タルコット・パーソンズの社会学の前提には南北戦争後のアメリカ社会の状況がある。アメリカにはもともと先住民が暮らしていたが、そこに主にピューリタンのヨーロッパ人が押し寄せて、彼らを殺戮したり土地を略奪したりした結果として生じた国である。1865年の南北戦争終結以後は、西欧・東欧・アジアからの移民やアフリカ系の人々が爆発的に増え、様々な問題を抱えていた。しかしながらそれでも「都市」という社会的まとまりを保った場が生じていたのである(シカゴ)。またアメリカ革命時代には、13の植民地が異なる意志と利害を持つことを前提に、多数の意志がどう調和するかを人々は考えていた。このようにアメリカは、先住民の追放や、アフリカ大陸からの奴隷の搾取・差別、多くの国からの移民の差別・偏見、さらに植民地(都市)間の意見の相違など、多種多様な対立構造を孕みながらも「都市」や「国家」を形成してきたのである。それではどのようにして、このような異なる意志や利害を持った人々が一つの社会を形成しうるのだろうか。その問題に真正面から...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。