【佛教大学/最新2022年度】教育原論 S5191 第1設題 A判定

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    資料紹介

    佛教大学 合格済みのレポートです。
    2022年度シラバス対応の最新版です。

    【第1設題】
    指定テキスト第1部10「教育の目的と目標」を中心によく読んで、「教育の目的」について、教育思想史のなかでどのような主張が展開されてきたかについて概観した上で、今日の教育における目的について、考えるところを論じてください。 

    【教授からのフィードバック】
    おおむね設題に答えています。受理します。

    本レポートを参考に自身の経験を織り交ぜてご利用いただけると幸いです。
    ※内容の丸写しは絶対にお控えください

    ○参考文献
    相馬伸一(2019)「しょうせつ教育原論202X」晃洋書房
    藤井千春(2016)「時代背景から読み解く 西洋教育思想」ミネルヴァ書房
    今井康雄(1993)「教育思想史」有斐閣アルマ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    指定テキスト第1部10「教育の目的と目標」を中心によく読んで、「教育の目的」について、教育思想史のなかでどのような主張が展開されてきたかについて概観した上で、今日の教育における目的について、考えるところを論じてください。

    1.教育の必要性
     教育はいつの時代から必要とされてきたのか。16世紀にかけてヨーロッパでは、古代ギリシアやローマの学問・知識の復興をめざす運動が起きた。そこでは、キリスト教が説く厳格で禁欲的な生き方に対して、人生の肯定、人間性の解放、個性の尊重が主張された。こうしたルネサンスを経て、17世紀以降、教育の必要性が本格的に考察されるようになった。
     現在のチェコに生まれた教育家のコメニウス(1592-1670)は「教育されなくては人間は人間になることはできない」と記している。同時代に生きたイギリスの哲学者ジョン・ロック(1632-1704)は人間の精神は白紙のように何も書かれていない板と考え、「教育こそ、人間の間に大きな相違をもたらすものです」と記した。そして、大学で最初の教育学の講義を行ったカント(1724-1804)は『教育学講義』において、「人間は教育によっては...

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