資料紹介
明星大学通信教育部、道徳の理論と指導法１・２単位目の合格レポートです。これから提出される方の少しでも参考になれると幸いです。
※追伸：丸写しはせずにあくまで参考資料としてお使いください。
～１単位目～
◆課題
1.学習指導要領における道徳教育の考え方について説明せよ。
2.現代社会の道徳的な課題を任意に一つ取り上げ、その課題を道徳教育と関係付けながら、道徳教育の必要性及び責務を論じなさい。
◆講評
１道徳教育の考え方について学習指導要領の内容からよくまとめられています。
２道徳教育の必要性について現代的な課題からまとめられています。
～２単位目～
◆課題
自分が志望する校種の児童・生徒を学習者(学年は任意に設定して良い)と想定し、道徳科で展開したい学習内容を構想せよ。
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資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )
～１単位目～
(1) 学習指導要領における道徳教育の考え方について述べていく。
道徳とは、外部からの影響によって作用するものではなく、その人の心の内面にある根本的な価値観からなるものである。それは慣習や法にはない性質であるため、とても重要な考え方である。
そのため、その精神面にまでおよぶ道徳心を身に着けることは容易ではなく、誰かに強制的に教わって育つものではない。
そこで学習指導要領では、その点を考慮した上で、児童生徒たちの主体性に焦点をおいた学校教育をはかることを目指した。
そのことは学習指導要領の改訂内容から見てもわかる。
まず、道徳を教科化したことにより、これまで軽視されることがあった道徳教育を、教師全体が重要視することを示し、そしてその授業内容においても、これまでは教師が教科書をそのまま読んだり、価値を押し付ける強制的なものだったが、その指導法を変え、発達段階に応じて、一人一人の児童生徒が答えの一つでない道徳的な課題を自分自身の問題ととらえ、向き合う「考える道徳」「議論する道徳」に変えて、質的な向上を図った。
また、道徳は学校内のみで育まれるものではなく、家庭や地域社会などの...
