○精神保健福祉援助技術総論I1単位目(優)

閲覧数785
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    精神保健福祉援助技術総論I 1単位目 評価/優

    (課 題)
    わが国の精神保健の歴史的変遷を踏まえ、精神保健福祉士の国家資格化の意義について述べてください。

    (解 答)
    精神保健の歴史の中で、精神保健福祉士(以下、PSWとする)の役割が明確し、国家資格化の意義が固められていったプロセスがあると考える。その歴史の一部を振り返りながら、3つの側面をあててPSWにおける国家資格化の意義を述べたい。その3つの側面とはPSWの裁量権の明確化、PSWの価値の定義化、公益社団法人日本精神保健福祉士協会(以下、日本PSW協会)の国際化である。
    まず始めに、社会的入院が問題になった歴史的背景について述べたいと思う。1960年代に精神衛生法が制定され、長年行われてきた私宅監置が禁止になり、都道府県の精神科病院の設置が義務づけられた。民間の精神科病院を建設するための国の経済援助などの背景もあり、その後全国の精神科病院は急激に増え続けることとなった。またその頃、経済的困窮者を精神科に入院させたことで国内の入院者数は増加し、受け入れ先がないための入院の長期化が問題となった。
    その社会的入院などの背景をふまえて...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。