早稲田大学大学院法務研究科の2021年度合格者によるステートメント(志望理由書)になります。
審査内容がブラックボックスで不安な人も多いかと思いますが、この程度であれば問題なく突破できます。
なお、このステメンと入試のおかげで全額免除の奨学金を頂きました。
参考になれば幸いです。
※本ステメンは実際に私が作成し、試験に合格したものですが、あくまで参考程度としてお使いください。丸写しなどは避けて頂くようお願い致します。なお、審査、試験の性質上、ノークレームの自己責任でお願いします。
※自分作成のため、参考文献等の引用、記載なし
早稲田大学法科大学院 ステートメント
(1)社会人としての経験がある者
あなたは,社会人としての経験を通じて,どのような専門知識や技能を身につけ,どのように人間的に成長してきたと考えますか。また,それはあなたが早稲田大学大学院法務研究科において学び,法曹をめざそうと決意したことと,どのように関係していますか。
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第一 目指す法曹の姿
1 私は、法務部での社会人経験から知的財産分野に専門性を持つ弁護士を志しております。その中でも先端技術分野における知見を有する専門家になりたいと考えております。
2 自身の就業経験の中で自社技術を結集した製品を世に送り出す施策の検討を進めるにあたり、自社法務部での法的なリスク評価(似たような先例の有無の確認や既存の特許技術との類似性の確認、海外で実用化されている先端技術の導入の可否等)を速やかに行うことができず実施を先送りにするというケースに遭遇したことに起因します。
3 法律分野のみに専門性を有するだけでは、自分の知らない事については判断を慎重にせざるを得ないことから、リスク回避に向かいがちであると考...