明星大学 通信 PD2060 国文学史 2単位目2021年度合格

閲覧数782
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    明星大学通信 国文学史 2単位目2021年度合格レポートです。参考にしていただければ幸いです。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国文学史 2単位目 2021年度合格

    <レポート課題>
    上代から近世までの国文学の展開を、韻文中心に説明しなさい。


    <レポート本文>
    文学の誕生から、平安遷都の頃までの時代区分を上代という。日本列島では、紀元前三世紀ころから弥生文化が始まり、稲作の普及により社会集団が形成された。そして豊穣を祈念する祭りが始まり、神聖な詞章が生まれた。上代の歌謡は、このような祭りのうたに起源がある。うたは次第に形式が整えられ、宮廷歌謡や民謡として広まった。上代歌謡の多くは『古事記』や『日本書紀』に収められ、このような歌謡を記紀歌謡という。また歌謡から派生した和歌も独自の発展を辿ることとなる。和歌は、短句が五音、長句が七音に固定され、長歌、短歌などに定型化されていった。このような中でまとめられたのが『万葉集』である。編者は大伴家持らで、現存する最古の歌集である。ただし、数次の編集を経て大成したと考えられており、成立年などは明確ではない。また、この時代は中国文化の影響を強く受けており、漢詩の知識は官人の必須教養であったため、漢詩の創作が盛んであった。編纂された漢詩文をまとめたものには、『懐風藻』がある...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。