【A評価】関係行政論(東京福祉大学) 「心理に関する支援における法律と倫理の関係性について、秘密の保持の伴う倫理的葛藤ー

閲覧数1,167
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    東京福祉大学心理学部通信課程の「関係行政論」のレポートです。
    A判定と「安定感のある記述内容でとても厚みがある内容。学問的な整理もしっかりしていて、例の挙げ方も素晴らしい。文献レビューもよくされている」という所見を採点者よりいただきました。参考になれば幸いです。
    設題:心理に関する支援における法律と倫理の関係性について、秘密の保持の伴う倫理的葛藤を踏まえて、具体的な事例を まじえながら述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「心理に関する支援における法律と倫理の関係性について、秘密の保持の伴う倫理的葛藤を踏まえて、具体的な事例をまじえながら述べよ。」

    心のケアにあたる心理職は、法律上の義務や職業倫理などいくつかの社会的規範の遵守が求められる。心理職は自身の活動すべてについて、どのような法的義務と倫理的要請に基づいているかを明確に説明できることが専門性を確立するためには必要である(島井,2016)という記述を踏まえると、心理職の専門性には学問的な知識や技術だけでなく、法律や職業倫理の理解とそれらに根ざした行動も含まれると言える。本稿では、心理支援における法的義務及び職業倫理について、守秘義務に焦点を当てて考察する。本稿の構成は以下の通りである。まず、公認心理師が遵守すべき法律と職業倫理の概略について述べ、次に守秘義務について法的・職業倫理的観点から考察する。最後に、守秘義務の例外及び倫理的葛藤が生じる状況について、具体的な事例を踏まえてその解決策を検討する。まず、公認心理師の法的義務及び職業倫理について概略を示す。法とは、国家的強制力をもって定められる最低限の基準であり(岩壁・金沢・村瀬,2019)、公認...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。