【2022年度提出】S0611 数学概論Ⅰ

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    『設題1』
    (1)数(自然数,整数,有理数,小数,実数,10進構造)について説明せよ。
    (2)割合について説明せよ。
    (3)確率とは何か,また場合の数について説明せよ。
    (4)集合の代数(集合と要素)について説明せよ。

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    佛教大学S0611数学概論

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    設題1
    (1)数(自然数,整数,有理数,小数,実数,10進構造)について説明せよ。
    (2)割合について説明せよ。
    (3)確率とは何か,また場合の数について説明せよ。
    (4)集合の代数(集合と要素)について説明せよ。
    (1)
    『自然数』
    自然数とは、個数または順序を表す数の集合のことを呼ぶ。物(元)の集合の大きさを表す数字を集合数、元とそれぞれに数字を一対一で対応させたものを並べた順序を表す数を順序数がある。物の数を数える際、物の集合の元(要素のこと)と数字(1,2,3…)を順に一対一対対応させ、対応する中の最も大きな数字がその集合の元の個数になる。例えば4+3=7とは、元の数である4と3の合併集合を作ったときに元の数は7となるという形で説明することができる。
    自然数を定義可能な公理として提示されたものにペアノの公理があり、それによると以下の5つを満たす場合、自然数と定義することができる。

    (Ⅰ)1∈N(1は集合Nに属する。すなわち1は集合の元である。)
    (Ⅱ)α∈Nならば、ただ1つのαの次の数α’が存在し、α’∈N
    (Ⅲ)α’=1ならば、α∉N
    (Ⅳ)α,b∈Nでα≠bならば、α’≠...

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