【佛教大学】病弱虚弱児の指導法(科目最終試験)1題

閲覧数892
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【設題】
    病弱教育における重複障害のある児童生徒の指導について述べよ。
    【概要】この設題に対しては「確実に合格」できると思います。購入者が書きやすいように、参考文献等しっかり記述しています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【設題】

    1. 病弱教育における重複障害のある児童生徒の指導について述べよ。
    〔1〕重複障害児のための教育課程

     はじめに、重複障害のある児童生徒に対する指導の背景・概観を述べる。特別支援学校(病弱)の重複障害児といえば、かつては、隣接する国立療養所の重傷心身障害児施設に入院している児童生徒で占められていたが、近年は自宅から通学してくる児童生徒が増加してきた。重度重複障害児は障害が重いということに加えて、障害や発達の状態に個人差が大きく、一人ひとりが異なる教育ニーズをもっている。また、ほとんどの子どもがその障害の重さゆえに、学習の定着や発達に時間がかかり、学習の困難性を抱えている。

     知的障害を併せ有する場合、

    1)「社会」「理科」「家庭」に替えて「生活」を学ぶなど、知的障害者を教育する特別支援学校の各教科に替えることができる「知的代替の教育課程」を編成する。

    2)障害の状態により、特に必要のある場合には、自立活動を主として学ぶことができる「自立活動を主とした教育課程」を編成している。

     このように、重複障害児の指導など、とくに必要のある場合には、個々の実態に応じた弾力的な...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。