【在宅看護学】
ヘンダーソンの14項目に基づき、誤嚥性肺炎のアセスメントをおこないました。病態生理や正常・異常から細かくアセスメントするよう心掛けており、教員からは「アセスメントgoodです。在宅の視点でアセスメントできています」と評価をいただきました。看護問題の抽出・看護計画立案はありません。この資料は14項目中、①呼吸循環~⑦体温までです。
ヘンダーソンの
14 の基本的欲求
情報 情報の分析・解釈
①呼吸 <S>
家族「このまま食べられないなら医療・鼻注はせず
末梢点滴のまま看取りたい」
<O>
70 代後半男性
診断名;誤嚥性肺炎
50 代後半でパーキンソン病発症後、自宅療養。(HY
分類ステージⅤ、生活機能度障害Ⅲ)進行とともに
寝たきり(C2)となり、嚥下機能低下、誤嚥性肺炎
で入院。絶食加療にて症状安定し、病院からは胃瘻
造設し退院を勧められるも、家族が望まず、末梢点
滴施行にて自宅退院となる。かかりつけ医より依頼
あり、毎日の点滴・全身管理・介護指導の指示で訪
問看護開始。本人・家族は経口摂取希望。
【平常時バイタルサイン】
SpO2:96%(ほぼ口呼吸)
呼吸数:20 回/分
【訪問看護の経過】
輸液と並行して看護師の食事介助にて少量から経
口摂取開始し、時間はかかるがむせなく摂取できて
いる。点滴抜去に向けて家族へ食事介助の指導を実
施。
≪6/17≫T:37.5~38.3℃の発熱持続。クーリング
で一時的に解熱するが夜になると 37.5℃前後とな
る。
≪6/23≫肺炎と診断...