【明星大学】 PB2120 初等社会科教育法 2単位目 2012年度~2018年度 履修登録者用

閲覧数754
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2021年度合格
    【課題】
    1.社会科教育内容の主体的知識化と問題解決力について、両者を培うためにはどうしたらよいか、具体的に論じなさい。
    2.初等社会科の指導計画作成の留意点とは何か、評価の意義およびその観点に関連し論じなさい。
    【参考・引用文献】
    『平成20年学習指導要領対応生活科の授業づくりと評価』高浦勝義・佐々井利夫共著(黎明書房)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1デューイは、経験に基づいた知識が児童において主体的に知識化されることの重要性を説明した。また、経験から逸脱した知識の伝達を批判した。この批判は、実験で仮説を検証する自然科学の仕組みにあてはめた考え方で、これに漕ぎつけなかった初期社会科の欠点の一つである。主体的知識化と問題解決力の育成を児童に促すには、この反省的思考に基づいた方法論が必要だ。
     有力な方法としてKJ法がある。KJ法とは、情報を総合して把握・洞察・統合し、創造的に発想・まとめをするためにある方法である。流れとして、まず取材等で情報を集め、集まった情報よりラベル付けをし、ラベルをグループ毎に分類、グループを模造紙に配置して図解化、(可視化)図解を文章にする、という手順で進んでいく。
    この中で、集まった情報よりラベル付けをする段階で、それぞれ集まった情報をカードに、情報の本質をわかりやすいように一文にする。次の段階で、カードを分類、グループに名前を付ける。繰り返すことで、情報が統合されていく仕組みである。ほとんどの人が、スキーマを使って周囲の環境から情報抽出している。スキーマは情報取得時にフィルターとして機能するもので、物事...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。