法学_法と道徳の峻別/合格/中央大学法学部通信教育課程

閲覧数1,317
ダウンロード数0
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    文字数:2千文字(2,000文字)程度
    課題レポートです。
    中央大学法学部通信教育課程のほか、他大学の法学部、文系学部の法律系科目等の書き方の例として、参考にお使いください。(このままの引用はおすすめしません)
    参考文献は文末です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「法と道徳は峻別しなければならない」とする考え方について論じる。

     とりわけ法と道徳の峻別は、西欧近代社会特有の法現象であった。法と道徳の区別・関係は法の本質にかかわる問題であり、法には役割と限界があることなどをふまえ、なぜ法と道徳を峻別しなければならないという考え方が出現するに至ったか、考察した。
    <法と道徳の区別>
     法と道徳の区別についてはいくつもの学説があるが、「強制の効力」が大きな意味を持つと考えられる。法も道徳も社会規範であるが、さらに法は強制を伴う社会規範である。一方道徳とは、人のとるべき行動として、社会の中で善悪を判断する規範として一般に継承されているもので、強制を伴わない。法に強制を伴わせるには、平均的人間ならば遵守することができ、社会全体に貢献するもの(違反する者が出ると社会の秩序を保つことができない事柄を抑制する)でなくてはならない。そのために、法の前提は道徳から離れたものであっては平均的人間をもって遵守できないため、両者には密接な間柄があると考えられる。他に学説では、「法の外面性・道徳の内面性という基本的性格に区別を求める説」「義務の片面性・双面性に区別の基準...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。