言語学概論のブックレポートです。要約と見解・考察が書かれています。大学での評価はAでした。書誌データは以下の通りです。 鈴木孝夫『教養としての言語学』(岩波新書、1996年)
言語学概論:BookReport
SPRING,2021
書誌データ
鈴木孝夫『教養としての言語学』(岩波新書、1996年)
目次
まえがき
1章 記号としてのことば
一 記号とは何か
二 記号と指示対象の関係
三 記号論から見た動物の「ことば」
四 鳥の「ことば」と言語学習
五 蜜蜂の「ことば」と構造的非写像性
六 猿の「ことば」と恣意性の発生条件
2章 ことばの働きとあいさつ
一 言語の構成要素と基本的な機能
二 あいさつの本質を考える
三 あいさつ行動の三類型
四 あいさつの生物学的基礎
五 あいさつの力関係
3章 指示語のしくみ
一 指示と指示語
二 人称代名詞の指示性から見た分類
三 対象詞(二人称)としての「彼」と「彼女」
四 自人称(一人称)としての「ひと」
4章 人称をめぐる諸問題
一 人称とは何か
二 相手をどの人称で捉えるか
1 三人称を使う
2 一人称で話しかける
三 自分をどの人称で捉えるか
1 三人称で表す
A 親族用語を使う
B 三人称代名詞を使う
2 自分を二人称で捉えるーひとりごとのしくみ
四 相手を非人称化するための三人称
五 内語における相手の人...