『成人期の精神保健について社会的役割行動の側面から記述しなさい。』
評価:S
講評:成人期について、社会的役割行動と、それに伴う精神保健上の問題が的確に述べられており、評価に値します。テキストの内容を十分に理解し、整理されたうえで書かれていることがうかがわれます。レポートは申し分ありませんので、今後の学習方針として、法律関係についての学習を進められると良いと思います。
参考文献
『新精神保健福祉士養成講座2 精神保健の課題と支援』日本精神保健福祉士養成校協会、中央法規、2015.2
『系統看護学講座 専門26 精神看護学』外口玉子、医学書院、2004.2
※本レポートをそのまま提出しないで下さい。参考としてご覧下さい。自学に励まれている皆様のお役に立てれば幸いです。
第2課題 第1設題
成人期とは、20~65歳頃までの心身が成熟に達し、社会的にも充実した活動が盛んで生涯のうちで最も安定した時期を指す。成人は、その創造力を失うことなく労働に参加していくことを期待され、結婚・出産・子育てを経験する。自分自身の発達課題ばかりでなく、成人し自立していく自分の子どもや、年老いていく親の課題にも直面する。変化していく他の人との調和を図りながら自分自身の発達を遂げていく時期である。本レポートでは社会的役割行動の側面より成人期について以下に述べる。
成人前期(20~30歳頃)は職業の選択や結婚への準備の時期である。この時期は行動の指針としての価値観や倫理体系を身につける...