HOT導入の患者さんに対して資料を作成したものです。これを参考にして患者指導を行いました。ぜひ、参考になさってください★
HOT(在宅酸素療法)
●導入時の指導ポイント
心身ともに安楽に望む生活ができるようにHOTを生活の中に取り入れることを目的に支援する。
① 患者の感情の表出を助け、積極的傾聴し、患者の思いを理解し共感する。
② パートナーシップを構築し、患者がHOTを必要とする病状であることをと向き合う。
③ HOTに対してアドヒアランスを向上させ、酸素療法をはじめ、日常生活動作や感染予防などのセルフマネジメント能力を高める支援を行う。
●アドヒアランス向上への関わり方
① 生活者としての患者を理解する。(長い人生の中で培われた価値観を理解する)
② パートナーシップの関係を構築し、指導内容の習得状況を確認しながら指導を進める。
③ 成功体験(少しでもできたことを褒める)、代理的経験(他のHOTの成功体験などを紹介する)、言語的説得(あなたならできると自己暗示をかける)、生理的・情動的状態の情報源(酸素流量の使用により息切れの軽減を実感してもらい、モニタリングを行い視覚的に掲示し息切れが少ないことを伝える)を用いて自己効力感の向上を図る。
④ 酸素吸入の必要性、意義を説明する。(ポジティブなイメ...