【課題】
1.憲法・教育基本法と学校教育とのかかわりについて、関心のある課題の要点をまとめ、所見を述べなさい。
2.教育における国と地方の役割分担の在り方について、現状を整理し、その課題について、意見を述べなさい。
一発合格レポートになります。参考文献は配布された教科書中心ですので、ぜひ参考にしてみてください。
1 私が関心のある課題は、「就学義務」の取扱いである。本稿では、この課題を教育の豊かさと社会の多様性が生んだものであると考える。この課題を選択した理由は、子どもの将来を考えた教育者たちの今後を悩ます、大きな課題になりえると考えたからである。この課題の考察で、子どもにとってより良い教育を発見したい。
この課題は、「就学義務」が学校でしか果たせない状況であることに問題点があると考える。日本の現状では子どもたちが普通教育を享受できるように、保護者が就学義務を負っている。しかし、不登校などによる子どもたち自身の問題や状況によって、保護者の義務だけでは片づけられない場合がある。このような問題に対して、日本では学校外での教育を学校教育に代わる代替的な教育として認めず、保護者が就学義務を果たすことが難しい場合もある。
私はいち早く学校外での教育が、学校教育の代替的な教育として認められるべきであると考える。義務教育とその無償化によって、子どもの権利は広く認められ、学校教育が始まった当初と比べ、教育は豊かになってきただろう。しかし、その弊害といっては過言かもしれないが、児童虐待、いじめ、病気など、様...