東北福祉大学通信 公的扶助論【良】評価 現代社会における公的扶助(生活保護)の役割について

閲覧数1,953
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員等の福祉を学ぶ方々の参考に使えると思います。

    評価【良】のレポートです。
    課題把握 内容理解【A】評価です。

    課題:貧困概念の拡大を踏まえつつ、現代社会における公的扶助(生活保護)の役割について述べなさい。(H27年)

    内容:世界的な貧困概念の歴史の変遷と、日本の公的扶助の歴史の変遷を踏まえて、現代の貧困問題から公的扶助について考察した内容です。

    皆様の学習の参老人考になりますように☆

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    公的扶助論
      
    (課題)
     貧困概念の拡大を踏まえつつ、現代社会における公的扶助(生活保護)の役割について述べなさい。

    (解答)
     世界では、人口増加とともに飢餓に苦しむ人々も増加している。日本でも、病気や介護などで職を失わざるを得ない状況のために、貧困に陥る人々もいる。このように、どのような地域・人々にも貧困問題は存在する。人間が人間らしく生活し生きていくためには、公的扶助(生活保護)は、無くてはならないものである。しかし、貧困は社会情勢や人々の生活変化とともに問題の形が変化していくものである。そのため、貧困の概念を明確にするために、歴史的に振り返ってみたい。
     まず、19世紀末のイギリスで貧困調査が行われ、第1次貧困と第2次貧困に区別している。第1次貧困は絶対的貧困と呼ばれ、収入が健康な体を維持するのに必要なカロリーの最小限にも満たない生活水準のことである。第2次貧困は、収入を飲酒や賭博などの生活以外の支出に使用しなければ、健康な体を維持することができる生活水準としている。その後、第2次世界大戦後の1960年代にアメリカでは、旧来の人種、老齢、スラムなどの貧困に加え新たな貧困と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。