東北福祉大学通信 社会調査の基礎【良】評価 社会福祉における社会調査について

閲覧数2,084
ダウンロード数15
履歴確認

資料紹介

介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員等の福祉を学ぶ方々の参考に使えると思います。

評価【良】のレポートです。
課題把握 内容理解 評価【A】です。

課題:社会福祉における社会調査の今日的役割について、歴史的経緯も踏まえて説明しなさい。(H27年)

教員からは、「全体的によくまとめられています。参考・引用文献を明示するようにしましょう。自身の考察を区別すると理解しやすくなります」と評価をいただきました。

皆様の学習の参老人考になりますように☆

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

社会調査の基礎 1単位目 

(課題)
 社会福祉における社会調査の今日的役割について、歴史的経緯も踏まえて説明しなさい。

(解答)
 社会調査は、紀元前にピラミッド建設のために古代エジプトで行われた数量調査や中国・イスラエルの人口調査や租税調査や農地調査など「政治・行政上の目的をもった調査」センサス(census)を起源とすることができる。1748年にはスウェーデンにて国勢調査が行われた。1790年にはアメリカで継続的・全国的な国勢調査が行われ、その後19世紀半ばまでに多くの国で国勢調査が行われるようになった。また、11世紀のイングランドでは英国全土の私有地、財産、産物の一覧表「王国土地台帳」を作成し、国土誌が誕生していたことを示している。日本では、大化の改新の後や江戸時代に人口調査等が行われていた記録が残っている。このように、「政治・行政上の目的をもった調査」は租税徴収など統治するために行われてきた統計調査のことである。
 また、1777年のハワードによる監獄調査、1855年ル・プレーによる労働者の家計調査、19世紀後半から20世紀初頭におけるチャールズ・ブースによる貧困調査など...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。