八洲学園大学【図書館司書 2020秋】図書館基礎持論

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    資料紹介

    2020年秋期 第2回レポート評価A 最終成績は優でした。 このまま提出せず参考として使って下さい。

    【課題】
    多摩市立図書館複写拒否事件
    舟橋市西図書館蔵書破棄事件
    どちらかの裁判例を素材として、司書の役割に関連する問題を作成し、裁判例を選んだ理由、各自が作成した問題の意図・趣旨及び採点基準を作成せよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    図書館基礎特論 レポート
    ●作成した問題
    「多摩市図書館複写拒否事件」に基づき、図書館における複写サービスにおいて、著作権の該当する条項をあげ、
    原告の請求が棄却された理由を述べ、複写サービスをはじめとする図書館においての著作権と利用者の情報要求
    への対応についての考えを論ぜよ。(1500 字以上)
    ●裁判例を選んだ理由
    「多摩市図書館複写拒否事件」は図書館における複製に関する初めての訴訟であり、いままで一般的な解釈で
    捉えられていたものが裁判所の判決として公的な尺度を示した歴史的な判決ともいえる。注目すべきは、該当す
    る条項である著作権第 31 条第 1 項第 1 条において著作権者への複製に関する権利の制限において「一部分」と
    されている複写の範囲が、原告の主張と合致するかにおいては非常に注意が必要な部分であると思われる。
    著作物の宝庫を守る図書館司書として、著作権法を正しく理解し運用していくことで著作者の利益と利用者の
    情報要求に対する支援を行うことを目指す。
    ●問題の意図・趣旨
    利用者の情報要求に応えるために図書館ができるサービスは多岐にわたる。その中で守られなけ...

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