漢文学 第一・第二設題

閲覧数1,207
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「資料を参考によく内容をまとめています」との評価で受理されました。

    タグ

    佛教大学歴史日本文学文化人間

    代表キーワード

    佛教大学漢文学歴史

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    漢文学 第1設題
    はじめに
    このレポートでは、「漢文」とはどのような文体か、その特徴と定義について考察する。このレポ
    ートは、『漢文法基礎 本当にわかる漢文入門』の記述を参考にまとめたものである。
    1.漢文の歴史
    漢文は古い中国語にあたる。およそ清代以前の古い中国で書かれた文章及び文学を指す。漢
    文は日常会話・話し言葉ではなく、書き言葉・文語文である。
    広い中国においては方言の差が大きく、地域によって会話は通じない。漢文は、古代、中華文
    化圏における、共通のコミュニケーション方法であった。中国王朝の支配下には、満州族、蒙古族、
    チベット族など、他民族も多数あり、それらを統治するための公用語としても用いられた。これは、
    漢文の簡潔性と漢字の機能によるものである。漢文は、中華文化圏において、西欧におけるラテ
    ン語に似た機能を果たした。
    日本には、少なくとも4世紀頃には漢字及び漢文が渡来してきたであろうと言われている。初め
    漢文はそのまま朝廷や寺院で使われた。中国語の文章は、中国文法に従い、中国の発音に従っ
    て読んでいた。わが国は固有の文字がなかったため、漢字を直輸入して自らの文...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。