日本語学概論レポート 第1・第2課題

閲覧数1,498
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    日本語学概論 第1課題「仮名づかい」について述べなさい。
    日本語学概論 第2課題 「美しい」と「きれいだ」について、意味の類似点と相違点を述べなさい。2課題のセットです。よくまとまっているレポートであるとの評価で受理されました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本語学概論 第1課題「仮名づかい」について述べなさい。
    緒言
    漢字の始まりは、中国黄河文明の甲骨文字である。文化の始まりと共に、言語を記録する方法として漢字が発
    達する。日本における漢字の本格的な使用は 6 世紀頃に始まった。奈良時代には、日本語の音を表記するために
    漢字を利用した万葉仮名が作られた。万葉仮名から発展して、片仮名と平仮名が生まれた。仮名は漢字の字形を
    簡略にして作られたものである。仮名を用いて文を書き表す場合の 規則を「仮名遣い」と言う。
    このレポートでは、それぞれ①定家仮名遣い②契沖仮名遣い③歴史的仮名遣い④現代かなづかい⑤現代仮名遣
    い、5つの仮名遣いについて説明し、その問題点についても述べる。
    ①定家仮名遣い
    平安初期、仮名の書き分けは音韻の区別と一致し、一つの音韻に対して一つの仮名が対応していた。ところが、
    平安中期以降、音韻変化が起こり、「お(o)」と「を(wo)」、「ゑ(we)」と「え(e)」の統合、さらに、「ハ行転
    呼」と呼ばれる「語中・語尾のハ行音のワ行音への変化」などが一般化したと推定されている。
    鎌倉時代初期、藤原定家は独自に研究を行い...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。