■詳細
・課題内容
約100年前に書かれた同名の二つの作品
ドビュッシーのオペラ、『ペレアスとメリザンド』
(1902年作)とシェーンベルクの交響詩
『ペレアスとメリザンド』(1903年作)とを聴き比べ、
フランス的なものとはなんだろう?というテーマで
作品を比較研究し、レポートにまとめなさい
・提出日:2021年4月
・文字数:3,625文字
・評価:A
提出日:2021 年 5 月 16 日
授業名 20 世紀の音楽_課題 01
タイトル 【ペレアスとメリザンド】からみるフランス的音楽ドイツ的音
楽に関する考察
2
1. はじめに
本レポートでは、ドビュッシー作【ペレアスとメリザンド】、シェーンベルク
作【ペレアスとメリザンド】、それぞれの作品を鑑賞し、【感想】、【作曲者
の人物像と作品制作時の背景】に触れ、相違点を考察。それらを踏まえて、
【フランス的音楽】、【ドイツ的音楽】をそれぞれ定義する。また、定義した
上でこの比較研究を通じて自身が感じたことを記載していく。
2. 結論
(1) フランス的音楽とは
「浮遊感」、「自由さ」を持つ音楽である。
(2) ドイツ的音楽とは
「伝統的」、「形式的」な音楽である。
以降では、(1),(2)の結論に至った自身の考察を記載していく。
3. 考察
(1) ドビュッシー作【ペレアスとメリザンド】を鑑賞して
同作を鑑賞し感じたことは、作品全体が一貫して浮遊感を持っていることだ。
これは、ドビュッシーが、聴衆に対して音楽・台詞を通じて全てを説明するこ
とを避けたかったから...