星槎大学「救急処置法」事前レポート、評価A

閲覧数2,157
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    星槎大学「救急処置法」、事前レポート、
    評価A
    ご参考になれば幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    救急処置法、事前レポート

    課題: 心肺停止状態の傷病者に心肺蘇生法を行う事の目的は何かをまとめてくる。 (1,600 字程度)

    まず第一に、心肺蘇生法が生理学的にどのような目的で行われているかを考えてみたい。人間は呼吸をすることで、吸った空気が肺に入ると細胞が膨らみ肺胞を取り込む毛細血管の血液中に酸素が入り込む。酸素を含んだ血液はその後、心臓に入り体中に送り出され、細胞の呼吸に使われている。ところが、呼吸停止になった傷病者は、酸素が肺に入って来ず、酸素を体内の細胞に届けることができなくなる。したがって、自力で酸素を取り入れることができない傷病者に対しては、人工呼吸をすることによって、肺に酸素を入れてやることが重要となる。呼気に含まれる 21%の酸素のうち 6%しか使っておらず、残りの 15%は空気中に出している。逆に言えば、15%程度の酸素を「吐いている」ことになるので、私たちが傍らから息を吹きかけても十分酸素は入り得るということである。このようにして人工的に酸素を体内に入れてやることが心肺蘇生の目的の一つである。

    さらに、心肺蘇生法は体内の血液を循環させるという目的もある...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。