慶應通信合格レポート
課題:川崎病の診断及び…、ウイルス性肝炎各型…、
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川崎病の診断および日本での現状、合併症、治療法
序
川崎病は、1967年に川崎富作が提唱した、主に乳幼児がかかる全身の血管炎症候群で、50年以上経った今でも、はっきりとした原因は特定されていない。本レポートでは「川崎病の診断およびわが国での現状、合併症、治療法」について、論じる。
第一章:川崎病の診断および日本での現状
第一節:川崎病の診断
川崎病は原因不明の病気であり、確診方法が確立しておらず、主要6症状から診断される。その主要症状とは、①5日以上続く発熱、②両側眼球結膜の充血、③口唇の紅潮、いちご舌、口腔咽頭粘膜のびまん性発赤、④不定形発疹、⑤四肢末端の変化(腫脹と特異的な発疹)、⑥頸部リンパ節腫脹である⁽¹⁾。主要症状のうち5つあれば定型、4つでも冠動脈瘤があれば定型、4つ以下で他の疾患が除外されると不全型と診断される。これらの症状は、1~2週間で治まるが、発症から2~3週間冠動脈瘤が約10%の人に見られる。川崎病は、主に5歳未満の乳幼児に見られ、男女比では、1%~1,5%の割合で、男性に多い。さらに、再発例や死亡例、心障害例などが確認さ...