資料紹介

明星大学通信教育部 PA2030 教育心理学（1単位目）合格レポートです。最後に、担当教員からの講評も載せてあります。

●課題
ピアジェの発達論にもとづいて、子どもの思考の発達について述べなさい。

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PA2030 教育心理学 １単位目
ピアジェの発達論にもとづいて、子どもの思考の発達について述べなさい。

ピアジェは認知発達の質的変化による発達段階を提起している。頭のなかにイメージすることができる表象が生じる時期やどのような操作ができるかをもとに、頭のなかで論理的思考が可能になるまでの発達段階を感覚－運動期、前操作期、具体的操作期、形式的操作期の4つの時期に区分した。
①感覚－運動期（０～２歳）
感覚－運動期では、子どもは思考活動をすることなく、運動行為を行っている。また、はじめは物が永続して存在し続けることを理解していないが、満1歳頃になると、「物の永続性」を理解するようになる。これは、たとえば、対象物が隠されると、子どもはその対象物を見つけようとすることを放棄してしまう。はじめは、その物が消えてしまったかのように反応するのである。また、対象物を見つけ出そうとする場合でも、最初に右側で見せていたものを、左側に移動させてからハンカチなどで隠しても、右側に見つけ出そうとする。しかし、1歳半を過ぎた頃には、動かされた方をきちんと見つけ出すようになり、さまざまな視点から対象物を見て、それ...

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