各ライフステージにおける精神保健に関わる問題

閲覧数1,591
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【姫路大学合格レポート】精神保健 設題2
     各ライフステージにおける、精神保健にかかわる問題を整理せよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    各ライフステージにおける、精神保健にかかわる問題を整理せよ。

     エリクソンは、人生を8つに分けた心理社会的発達理論を提唱した。そして、各段階で重要となる対人関係や特徴、心理社会的危機を示した。人は各発達段階に沿って成長し、前段階の発達課題達成により次の段階へ進むと考えた。発達は連続的であり、各発達課題の達成状況が次の課題にも影響するとした。
     乳児期の発達課題は基本的信頼:不信である。乳児は母親等の特定の大人からの愛情豊かで応答的な環境や関わりによって自他の信頼を学ぶ。しかし、大人が乳児の欲求に応えない、適切な対応がなされない養育を受けた場合、自他の不信へと繋がる。それにより、過度に人を恐れたり、誰に対してもなれなれしい等の症状が現れる愛着障害に繋がる可能性がある。
     幼児期前期の発達課題は自律:恥・疑惑である。この時期はトイレットトレーニング等の躾が中心となる。その中で自律性を身に付けていく。しかし、子どもの意思が否定され、規制が強すぎたりすると恥の感覚や、自分の価値に対する疑惑を抱く。強迫観念と脅迫行為によって日常生活に困難が生じる強迫性障害に繋がる可能性がある。強迫性障害では過...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。