社会福祉士の通信教育にて、100点中90点の評価をいただいたレポートです。
【科目】保健医療サービス
【課題】診療報酬制度における、「出来高払い」と「包括払い」の特徴(長所・欠点を必ず含める)について、病院の立場、患者の立場の両方の視点で述べよ。
【文字数】1529字
【評価】90/100点
テキスト学習を基に課題の論点を整理しつつ論述できています。
学籍番号 氏名
科目名 保健医療サービス
選択課題
番号 <課題>
診療報酬制度における、「出来高払い」と「包括払い」の特徴(長所・欠点を必ず含める)について、病院の立場、患者の立場の両方の視点で述べよ。
<引用・参考文献>
社会福祉士養成講座編集委員会編『保健医療サービス(第5版)』〈新・社会福祉士養成講座17〉、中央法規出版、2017年
わが国では、1959年の国民健康保険法改正より、全国の市町村で国民健康保険を導入・実施することとなり、1961年に国民皆保険が実現した。以降は国民皆保険制度を通じて、世界最高レベルの平均寿命と保健医療水準を実現してきた。しかし、昨今では医療費が年々増加し、財政に与える負担が社会問題化している。よって、本稿では国民皆保険制度を構成する仕組みの1つである診療報酬制度における出来高払い方式と包括払い方式ついて整理し、医療機関や患者の視点から、メリットやデメリットについて述べていく。
出来高払い方式とは、病気や怪我で医療行為(診察・処置・検査・手術等)を行った場合に、その個々の医療行為や使われる薬剤・医療材料について診療報酬点数が定められ、その...