資料紹介

生涯学習概論　第２設題　2024年　佛教大学通信　パターン１　受理
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課題②　各人の住む地域の生涯学習を、成人期の学習課題および生涯学習の形態、評価の視点から検討し課題を述べよ。

　成人期の学習課題（発達課題）はハヴィーガーストによると、成人初期と成人後期の二つの段階に分けられている。成人初期では、「配偶者を選ぶ」、「家族をもち始める」、「職業に就く」、「市民的責任を負う」等の課題がある。成人後期では、「大人としての市民的・社会的責任を達成する」、「一定の経済的生活水準を築き、それを維持する」、「配偶者と人間としての関係をもつ」、「中年期の生理的変化を受け入れそれに適応する」等の課題がある。そこで、以下では成人期の学習課題について論述し、生涯学習の形態、評価のあり方について述べていく。また、秋田県の生涯学習のあり方について、検討し、課題を述べていく。
　現代のライフサイクルの急激な変化を考慮し、成人期において家族のライフサイクルに注目する。結婚前後を始点とする第1段階（成人前期）から子どもたちの独立までの時期を人生の第2段階（成人後期）と考えて論を進める。
　成人期の第1段階は一人前の社会人として評価される時期からはじまる。日本の成人式はその社会的通過...

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