小泉改革

閲覧数1,837
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    Q.小泉改革とサッチャリズムの共通点と相違点を比較し、小泉改革の継承者を自認する安部首相の政策展開の方向付けのための意見
    A.
    5年半に及ぶ小泉改革によって民間主導で景気が回復に向かい、小泉改革のプラスの側面が顕在化しているが、これを承継した安部政権であるが、この改革路線の後退が懸念されている昨今である。こうした中、(イギリスのサッチャー首相の経済改革)との比較で今後の日本経済のあるべき姿を考える際の指標作りをすることが急務となった。
    まず、共通点として第一は 小泉改革はサッチャリズムを手本として「大きな政府」を「小さな政府」に転換させることを目的とした改革であった。「小さな政府」実現のための手段として、国有企業の民営化、規制緩和に力を入れた。
    第二の共通点は 両者とも目的貫徹型の極めて個性的な人物であったことである。サッチャー首相は鉄の宰相と言われるほど意思が固く一度決めた目標を達成するためには一切の妥協を許せない性格であった。小泉首相も変人と言われ郵政民営化のためには「ない」と公言し、一切妥協をしなかった。
    第三の共通点は 両者ともコンセンサスの政治を嫌い、説得の政治を目指した点で...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。