言語と文化Ⅱ 第2課題 第2設題(聖徳大学)【評価C】参考文献付き

閲覧数2,065
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    第2課題 第2設題
    【文学と音楽の関連について日本古典文学を例に説明しなさい】

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第二課題第二設題
    古代の人々にとって音楽は重要な存在であり、それらを文学として書き留めていた。本レポートでは音楽と文学との関連について、日本古典文学である『古事記』に含まれる記事を例に説明していく。
    『古事記』上巻、天の岩屋戸神話に登場するアメノウズメの踊りは、日本音楽の起源と関わりがあるとされる。
    天の香山の小竹葉を手草に結ひて、天の石屋戸にうけを伏せて踏みとどろこし、神懸り為て、胸乳を掛き出で裳緒を番登に忍し垂れきこれはアメノウズメが天の岩屋の前で逆さにした桶の上で足を踏み鳴らして踊り、アマテラスが天の岩屋から出るきっかけを作ったという場面である。このアメノウズメは日本最古の踊り子でもあり、日本音楽の起源であるとして考えられている。神に披露した踊りが熱狂的な事から、アメノウズメの踊りは神楽の始まりともされている。これらは音楽が文学の中で古くから存在していたことを明らかにし、神を祭るためのものとして使われていたと関連付けることができる。
    次は文学の中で音楽がどのような力を持っていたのかについて『古事記』から読み取る。『古事記』上巻、オホクニヌシの神話では次のように示されている。
    五百...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。