微生物学―風疹について

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    資料紹介

    看護学校の課題で作成しました、微生物学(風疹について)のレポートです。
    風疹について
    1)起因病原体の基本的性状
    2)感染経路
    3)臨床症状
    4)先天性風疹症候群(妊娠月数と発症頻度、主な症状)
    5)予防法(ワクチンなど)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    風疹について
    1)起因病原体の基本的症状
     風疹ウイルスは2~3週間の潜伏期を経て、発熱、顔面から出現する発疹、頸部・耳介後部に著名であるリンパ節腫脹を特徴として発症する。画像所見では顔面から始まり、体幹、四肢へと広がる、麻疹のものよりやや小さいバラ紅色の斑状丘疹が見られ、融合は少ない。時に出血斑や搔痒を伴う。風疹そのものは軽い疾患で予後は良い。風疹の発疹は麻疹のものとは異なり、消退後に色素沈着を残さないのが特徴的である。
    2)感染経路
     風疹ウイルスは飛沫を介して上気道から侵入する。飛沫感染は、患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込む事によるものである。その他に、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れる事による接触感染もある。上皮における居所感染の後、ウイルス血症を起こし皮膚・鼻咽腔を始め全身に広がる。周囲へ感染させる機関は、発疹の出現する前後1週間程度と言われている。
    3)臨床症状
     幼児~学童期に好発し、14~21日の潜伏期の後、前駆期、発疹期、回復期と臨床症状が推移していく。発熱と同時に出現する発疹が特徴的である。前駆期は日数にして1~2日で、発熱は無いか軽微で、全身倦怠感、...

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